心強いサービス

インターネットFAXは聴覚障害者にとって心強い味方となるサービスです。 聴覚障害者は音を聞くことができないため一般的な会話を成立させることができません。 そんな時このようなサービスがあれば文章を送受信することで 正確なコミュニケーションをとることができます。

そもそもファックスというのは一般的なサラリーマンだけでなく 耳に障害がある方にもある程度の需要がありました。 前述したように聴覚障害者は声や音を聞くことができません。 こちらから喋ったとしても相手側の声が聞こえないため 会話を成り立たせることができないのであります。

ファックスは機器さえあればどんなに遠い距離でも用紙を送受信することが可能です。 文章によって必要な情報だけを得られるというのも ファックスでしか味わえない魅力だと言えます。

しかし、お互いに機器を用意していなければ 用紙を送受信することができません。

また、聴覚障害者が通常の複合機を使用する際、 万が一故障してしまうことがあれば修理を依頼することもなく そのまま使用を諦めるしか方法がなくなります。

インターネットFAXはネットにつながる環境さえあれば ファックスのやりとりを行うことができます。

また、ファックス機器を使うことがなくなるため聴覚障害者にとって 一番問題となる修理の依頼をする必要もなくなります。 このサービスは聴覚障害者向けに開発されたといっても 過言ではないほど充実なサービス内容ばかりです。

聴覚に障害のある方、また通常の複合機のみを所持している方は 写メ感覚で携帯やスマートフォンからでも送受信できる サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

FAXに気付かない救急隊員

35歳主婦です。 私は聴覚に障がいをかかえています。 幼い頃聴覚に異常があると診断を受けました。 今は自分にあった人工内耳が見つかった為、まったく聞こえないわけではなくなりました。 私が人工内耳と出会ったのは24歳の頃です。 ある大学病院で人工内耳の治療を行っているところがあり、そこで一週間ほど入院しました。 人工内耳というのは、頭を削り耳の内部に電極を埋め込むことで、聴神経に電極の刺激を与えて聞こえを取り戻すという手術方法です。 まだ新しい手術方法なのでどの病院でもやっているというわけではありません。 全身麻酔で手術をし、一週間入院して、退院後3か月間リハビリをして、やっと音というものが理解できるようになりました。

しかし、「聞こえる」という事をそれまでかすかにしか経験した事のなかった私が「聞こえる」のに到達するにはなかなか現在進行中な長い道のりです。 幼いころからかかえている聴覚の障がいなので、人工内耳をつけていても人の話をしている内容を理解するのは簡単ではありませんし、もちろん話す事も簡単なことではありません。

そんな私を支えてくれたのが今の夫です。 夫は幼な染です。 結婚して約1年で息子が一人生まれました。 今2歳と4か月です。 息子は元気なのですが、よく熱を出します。 先日39度の熱が出て熱性けいれんを起こしました。 その時、主人は出張でした。

主人に救急施設に連絡をして対応してもらうという手もありましたが、ただ緊急で慌てていた私は、救急連絡できるものがおらず、すぐに「緊急連絡FAX」で消防署に知らせました。 幸いすぐに救急隊員が出動してくれて、息子は医師の適切な処置をうける事ができました。 私の息子はよく熱を出すとけいれんを起こします。

そんな時いつも心配なのが、FAXを送ってちゃんと届くかということです。

以前インターネットでこんな記事を見ました。 その記事の内容は「ある男性が、“胸が苦しい”という緊急連絡FAXを送りましたが救急隊員は15時間も気付かなかった」というものでした。 幸い男性は15時間の間に自然回復していたそうですが、とっても恐ろしい事です。 そんな事があってはならないと思いました。 FAXは聴覚障がい者にはなくてはならないものです。

市への相談、何かの申し込み、友人や家族への早急な連絡の時など、もちろん今はインターネットや携帯でメールという方法もありますが、携帯電話やパソコンが苦手なのでFAXでするという人は私の周りにも結構います。 でも今はFAXよりもインターネットや携帯で事が済んでしまう時代です。 そんな事を考えながら、インターネットでいろいろ検索していたところ「インターネットFAX」というサービスがある事をしりました。 従来のFAXしか持ってない人も、インターネットしか持ってない人も、スマホでやりとりしている人も、回線をインターネットに変える事で送受信を可能にしてしまうなんて!! 緊急時の不安を解消できるし、余計なインク代や紙代がかからない!!主婦にとしても助かります。 これからの聴覚障がい者の救世主になってくれる事を期待します。

 

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